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決してサボる事ない太陽の光を一日中浴び続けた夏の日　

疲れきって晩飯も食べず気づいたら寝ていた。

そんな時でも尿意は強く深夜に目を覚ましトイレにと立ち上がり、寝室を出てすぐ何故か半分以上寝ているのに開けっ放しの窓に気づき閉めようとしたその右手の先にかろうじで雨を感じたが半分以上寝ている脳なので特に気に留める事なく再び泥になった。

カタチを取り戻し始めた朝方、カーテンの隙間から決して控えめではない真面目な太陽の光が自分の肩を叩いていてトイレに起きた深夜と変わらないギリギリの状態で用を足しに外へ出ると光と昨日の雨と朝露に濡れた草花達の眩しさが視界一面に拡がり一気に目が覚め、

無性に何か食べたくなって家へ戻った。

空で遊ぶ一羽のアカショウビンの澄み切った瞳には目の前に広がる植物達が昨日とは違う顔をしているのに何の変化にも気づかない目を覚ましたはずの不真面目な自分が居た。

ひっそりでも堂々でもなく不器用に鹿児島で活動を続けるLAW。

今回も人知れずリリースされたhiatohという類い稀な感覚を持つビートメーカーの作品。

雨と朝露に濡れ光を浴びそれを吸収し僅かだが昨日よりも確実に上にも下にも伸びている草花の様な一枚だひっそりと確実に日置の奇跡は続いている

M.KBZN（PEOPLEZ EXTRAVAGANZA）