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幼少期から多種多様な音楽や現場に触れ
自然と音と深く向き合うようになる。
暮らしの中で音が溢れだし必然的に楽曲制作をはじめる。P.M.A(Primitive Mental Attitude)を根底に日々探究し続けているspace bass tribeのひとり
2019年 LAWから10曲入りcdr 「ANKH 303」をリリース。
2021年 LAWによるコンピレーションアルバム「MUSIC OUT IN LAW」に参加。
2021年夏、PEOPLEZ EXTRAVAGANZAとLAWの共同企画によるEPが発売予定。
releases
ANKH303 / T4T4 the monday
2020 LAW-0002 (cdr)
″ANKH303″
橙色の濃い光がその日一番伸びていた昼下がり。豊田大橋の下で少年はいつかの少年だった木彫家の男と出会い、去り際に木彫りの作品を受け取った。
あれから数年が経ち木彫りの作品が少年から
離れつつあった雨上がり。
いつかの少年だった木彫家の男が死んだと人伝いに聞いた。
少年はあの時受け取った木彫りの作品に彫られているマークを初めて意識する。
暮らす事で日が暮れる毎日を過ごす中、少年を
大人に時により子供にさせる唯一の男、
RAS Gが死んだと人伝いに聞いた。
生前の彼の作品を追いかける中で観たYouTube 、
大柄な男の部屋の周りに所狭しと置かれた物たちの中にあのマークを見つける。
嘘みたいな世の中で嘘みたいに暖かい1月。
少年はいつかの少年になりつつある16歳、タイトルにあのマークをいれた。
自分の生き方は自分で決めてるつもりだった自分を懐かしく思える日がいつかきたらこのCDを再び聴く事にしよう。
text by peoplez
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